リフォームwiki パナソニックのエコキュートについて
昼間の太陽光で、毎日のお湯を沸かす。
太陽光発電の自家消費を考えた、おひさまエコキュート。通常の夜間蓄熱式とは運転時間や契約条件が異なります。
昼間の沸き上げを基本にした給湯機

太陽光発電でつくる電気を、昼間のお湯づくりに活用します。太陽光発電のメーカーを問わず利用でき、日中の発電を家庭内で使う選択肢になります。通常の夜間蓄熱式エコキュートとは、対応する電気料金契約が異なります。
お買い上げ時の昼間沸き上げ時間帯は9〜16時。8〜17時の範囲で、4時間以上の時間帯に変更できます。天候が悪く発電が足りない場合も、購入電力を使って昼間に沸き上げます。
朝の使用に備えて夜間に少量沸き上げる場合があります。「昼間のみ沸き上げ」を設定した場合は、時間帯外に沸かさないため、お湯切れに注意してください。
日射量シフトで、発電が見込める時間に寄せる
アプリの「日射量シフト」は、日射量予報に基づき、設定した昼間時間帯の中で日射の多い時間へ沸き上げを移します。2024年10月以降のY・YW・YLシリーズなどが対象です。
翌日の運転時間は、毎日17〜23時頃に確定します。設定変更の時刻によっては、翌々日から反映される場合があります。いつもより多くお湯を使うときは、前日など早めに沸き増しを行ってください。
実際の発電量に常に追従する機能ではありません。予報と天候の差などにより、購入電力が増える場合があります。通信環境と対応リモコンが必要です。
自家消費による効果は、発電量と使い方で変わる
| 項目 | 通常のエコキュート | おひさまエコキュート(日射量シフト「入」) |
|---|---|---|
| 給湯に伴うCO₂排出量 | 約581kg/年 | 約217kg/年(約62%減) |
| 給湯に関するランニングコスト | 約42,700円/年 | 約24,900円/年(約41%減) |
試算の前提条件
比較機種:HE-E37NQSとHE-Y37LQV。太陽光発電4kW、昼間沸き上げ比率80%など。WebプログラムVer.3.5.0、地域区分6・A3、延べ床面積119.98m²、UA値0.87。東京電力「スマートライフL」と「くらし上手」(10kVA、2024年8月)で比較し、燃料費調整額などは除外。CO₂係数0.376kg-CO₂/kWh(2023年)。余剰電力の差は売電した場合として計算しています。機器・工事費を含む総費用の比較ではなく、実際の削減額や排出量を保証するものではありません。
発電した電気を売る条件、家庭で使う量、契約プランによって結果は変わります。設置前に、ご家庭の条件で試算してください。
昼間のみ運転とピークカットの使い分け
- 昼間のみ沸き上げ
- 設定した昼間時間帯以外の沸き上げを停止します。予定より多くお湯を使うと不足することがあります。
- ダブルピークカット
- 4〜23時の範囲で、停止する時間帯を最大2つ設定できます。ただし、昼間沸き上げ時間帯の運転が優先されます。
設定した停止時間が、すべての運転を禁止するわけではありません。凍結予防などの動作条件を含め、取扱説明書を確認してください。
シャワーやおふろの機能も用意
Yシリーズにはウルトラ高圧の機種もあり、減圧弁設定圧力325kPa、試験時のシャワー流量は1階約17L/分、2階約16L/分、3階約15L/分です。
給水元圧400kPa、42℃ダイレクト出湯、配管16A・15m・5曲がりなどの試験条件。実際の流量は給水圧や配管・水栓によって異なります。
- うっかりアシスト
- 排水栓の閉め忘れ時に早めに通知し、お湯はりを停止。HE-YU37LQVの試験では、約16分・220Lから約10分・140Lとなる例を紹介しています。
- AIエコナビ
- ひとセンサーで入室を検知し、不在時の保温を抑えます。
- リズムeシャワープラス
- YWシリーズに搭載。流量と温度を一定のリズムで変動させ、省エネ・節水に配慮します。
うっかりアシストの条件:180L設定、1坪浴そう(1,380×680×450mm)、動水圧0.4MPa、所定のアダプター位置。すべてのお湯の流出を防ぐ機能ではありません。
タンク構造、スマホ操作、災害への備え
Y・YLシリーズなどでは、角型のコンパクトな設置面積と4本脚構造を採用。薄型370Lなどには耐震クラスSの機種もあります。耐震性能は、指定の基礎・固定方法で施工することが前提です。
対応リモコンなら「スマホでおふろ」から、お湯はりなどを操作できます。断水時は非常用取水栓からタンクの水を生活用水として取り出せます。
耐震試験の結果は、実際の地震での無被害を保証するものではありません。非常用取水栓は熱いお湯が出るおそれがあり、取扱説明書に沿った操作が必要です。取り出した水は飲用に使わないでください。