リフォームwiki パロマのガス給湯器について
機能の意味を知って、機種選びをしやすく。
安全・快適・環境・便利の4つの視点で、カタログに掲載された機能や認定の意味を解説します。
01
異常過熱を「面」で検知する壁面火災防止装置
給湯器の異常過熱を検知して燃焼を停止する、パロマ独自の安全装置です。従来の「点」で感知する装置に対し、「面」で検知する構造により、側方も含めた異常過熱の検知に配慮しています。
開発では、耐久性を考えながら試作・作動試験を重ね、樹脂シートを採用。約2年にわたる耐久テストを経て製品化したと紹介されています。
02
側方近接設置と配管カバー
対応機種では、給湯器の側面と周辺物との離隔距離を1cmにできる設計です。カタログでは、通常の可燃物15cm、不燃材仕上げ4.5cmに対し、側面の異常過熱を検知する構造によって設置の自由度を高めると説明しています。
側方1cmの条件でも、排気吹出し口の端からは15cmの離隔距離が必要です。機種ごとの施工説明書に従って設置します。

配管カバーは、給湯器につながる配管を収納し、外観をすっきり整える部材です。
03
安全・安心のための機能
- 塩害対応
- サビに強い鋼板などを外装に使い、海辺や潮風の強い地域に配慮した仕様です。
- 凍結予防
- 気温が下がるとヒーターで機器内の配管の凍結を予防。ふろ給湯器では、おいだき配管内の水を循環させる方法も用います。
- 自己診断機能
- 異常に応じて安全性を保つ制御を行い、故障内容を表示します。
- あんしん点検
- パロマではすべてのガス温水機器を対象に、自主的な点検・保守の取り組みを案内しています。
04
快適なお湯のための機能
- ウルトラファインバブル
- 直径1μm未満の微細な泡。一般的なマイクロバブルは1μm以上100μm未満で、さらに小さい泡に当たります。
- 配管クリーン
- おいだき配管にきれいなお湯または水を約7L流します。フルオートは排水時、オートは自動運転終了時に作動。オートの初期設定はOFFです。
- スピードお湯はり
- お湯はりの待ち時間を短くする構造。給水圧や配管などの条件で所要時間は変わります。
- 低温度出湯
- 32℃・35℃などの低い設定温度に対応。水温が高い場合は設定以上の温度になることがあります。
- 保温カスタマイズ
- 好みに合わせて保温時間を設定できます。
- 水量サーボ
- お湯の温度に応じてモーターが出湯量を調整し、能力に応じた湯量を確保します。
- Q機能
- 断続的な給湯運転で起こる、お湯の温度差を抑えます。
- 最低出湯号数1.5号
- 夏場の低温出湯や少ない湯量でも、安定した燃焼に配慮した機能です。
配管クリーンは配管内の雑菌などを除去する機能ではありません。機種により機能・設定が異なります。
05
毎日のおふろに便利な機能
- 自動湯はり
- 設定湯量・温度のお湯はりから保温まで自動で行います。
- オートストップ
- 設定湯量になるとお湯を自動で止めます。
- たし湯
- スイッチ操作で、ふろ設定温度のお湯を設定量追加。掲載の初期設定は20Lです。
- さし水・たし水
- スイッチ操作で水を設定量追加。掲載の初期設定は10Lです。
- 湯はり完了前お知らせ
- 自動お湯はりが完了する前に音声で知らせます。ボイス機能付きリモコンで対応します。
- 予約運転
- 台所リモコンで設定した時刻に沸き上がるよう自動運転します。
- おいだき
- 浴槽のお湯を設定温度まで温めます。自動運転中は設定温度より1℃高く沸かします。高温水供給型は高温のお湯を足すため、湯量が増えます。
カタログ掲載機器は太陽熱温水機器に対応していません。接続すると設定温度より高いお湯が出たり、故障の原因となったりすることがあります。
06
環境への配慮と認定表示
- 低NOx
- 排出する窒素酸化物の濃度を抑える低NOxバーナーを搭載しています。
- グリーン購入法適合商品
- カタログでは、グリーン購入法に基づく特定調達品目と判断基準を満たす商品として案内されています。
- クオリティ21
- 快適・便利・環境をテーマに、21世紀のお湯ライフを目指したパロマの基準の総称です。
- BL認定部品
- 品質・性能・アフターサービスなどに優れた住宅部品として、ベターリビングが認定する優良住宅部品です。
- BL-bs認定部品
- BL部品のうち、環境、安心・安全、新たな社会的要請への対応に特長がある住宅部品です。カタログではBL認定品を2年間保証と案内しています。
| 表示 | NOx排出量 | 熱効率 |
|---|---|---|
| グレードAA | 50ppm以下(超低NOx) | 95%以上(超高効率) |
| グレードA | 60ppm以下(低NOx) | 90%以上(高効率) |
機能・認定の有無は機種ごとに異なります。対象機器の仕様と組み合わせをご確認ください。