リフォームwiki リンナイのガス給湯器について
白濁したお湯を生む、微細な気泡のしくみ。
気泡の発生原理と、入浴時の体感・うるおい・温浴・洗浄の試験結果をご紹介します。
マイクロバブルとウルトラファインバブル
マイクロバブルバスユニットは、お湯に微細な気泡を発生させ、白濁したお湯を楽しむ給湯システムです。リンナイ独自のAir Bubble Technologyにより、マイクロバブルとウルトラファインバブルを生み出します。
| 気泡 | 個数 |
|---|---|
| マイクロバブル | 約3万個 |
| ウルトラファインバブル | 約1,772万個 |
気泡数の測定条件
測定水は純水、水容量100L。マイクロバブルは5Lビーカーで循環金具のノズル吐出口を覆い、吐出口上部から採取。ウルトラファインバブルは15分動作後、吐出口前方10cmで採取。平均粒径はそれぞれ30.9μm、100.2nm。リンナイ調べ。原水はファインバブル産業会の広告・表示ガイドラインにおける超純水相当です。
加圧したお湯から、気泡を発生させる
- 浴槽のお湯を吸い上げ、ポンプで加圧してタンクへ送ります。
- タンク内で旋回流をつくり、空気と接触させてお湯へ溶け込ませます。
- 循環金具から噴出するときに圧力が下がり、溶けた空気が微細な気泡となって白濁します。
噴射ノズルは、高知工業高等専門学校の秦 隆志教授の研究グループと共同開発。従来製品から気泡数や機能性を高め、入浴体験と心地よい暮らしへの貢献を目指しています。
リラックス感と、入浴の楽しさ
成人女性11名の主観的評価では、さら湯入浴に比べ、リラックス感16%、くつろぎ感21%、幸せ感22%の増加が報告されています。
VAS法(視覚的アナログ尺度)による評価。早坂信哉「マイクロバブル入浴の心身の主観的評価」、日本健康開発雑誌、2020年。

白濁したお湯から温泉を連想し、上質・高級感47%、贅沢感36%、ワクワクする感じ35%、感動する感じ40%の増加という結果も掲載されています。

同じ成人女性11名のVAS評価です。体感には個人差があります。
入浴後のリラックス状態を比較
成人男女12名の研究では、心拍変動係数などを用いて入浴後の状態を比較。さら湯に比べ、早い段階でリラックスした状態に移る可能性が示されています。

2022年度、慶應義塾大学・電通サイエンスジャム・リンナイの共同研究。心拍測定器を使用し、計測自動制御学会ライフエンジニアリング部門シンポジウム2022で発表。心拍変動係数は自律神経機能の簡易評価指標です。睡眠改善の効果を保証する結果ではありません。
湯上がりのうるおいを比較
成人女性15名の試験では、湯上がり30分後の角質水分量が、さら湯入浴を100%として116%という結果が掲載されています。

前腕部の角質水分量を入浴前後に測定。早坂信哉・岩間優子・野々山日生「マイクロバブルバス入浴の角層水分量・保湿への影響」、日本健康開発雑誌、2022年、Vol.43、p.39–43。
温浴・洗浄の試験結果
温浴効果
気泡がお湯から体への熱の伝わりを穏やかにし、入浴後も皮膚温度を維持する傾向が報告されています。

2019年度、東邦ガス・日本福祉大学の研究。健康な30代女性7名。室温29℃、湿度97%、湯温40℃、10分間の全身浴。
洗浄効果
模擬汚れの除去率は、さら湯入浴に比べ約1.5倍という結果が掲載されています。

2019年度リンナイ試験。健康成人男性6名。牛脂とカーボンブラック10%の混合物を腹部へ塗布し、38℃で10分間全身浴。入浴前後の明度から除去率を算出。有意確率5%未満。
いずれも特定条件での試験・評価です。実際の使用環境や個人によって結果は異なります。