給湯器のリモコンがつかない主な原因
給湯器のリモコンがつかない場合、リモコン自体の故障だけでなく、省電力機能、停電、ブレーカー、給湯器本体など、さまざまな原因が考えられます。
- 省電力モードや自動消灯機能が働いている
- リモコンの運転スイッチが切れている
- 停電している
- 給湯器のブレーカーが落ちている
- 給湯器の電源プラグが抜けている
- リモコン本体や配線に不具合がある
- 給湯器本体の電装基板が故障している
まずは「台所と浴室のどちらか片方だけつかないのか」「すべてのリモコンがつかないのか」を確認しましょう。
故障ではなく自動消灯している場合がある
給湯器のリモコンには、消費電力を抑えるため、一定時間操作しないと画面を消す省電力モードや自動消灯機能があります。
次の操作で画面が再び点灯するか確認してください。
- リモコンの運転スイッチを押す
- ほかの操作ボタンを押す
- お湯側の蛇口を短時間開ける
操作後に画面が点灯し、普段どおり使える場合は、自動消灯していただけと考えられます。
自動消灯までの時間や解除方法は、メーカーやリモコンの機種によって異なります。詳しくは取扱説明書を確認してください。
片方のリモコンだけつかない場合
台所と浴室にリモコンがあり、どちらか一方だけつかない場合は、つかない側のリモコンや接続配線に不具合が起きている可能性があります。
| 状態 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 台所だけつかない | 台所リモコンまたは配線の不具合 |
| 浴室だけつかない | 浴室リモコン、配線、接続部の不具合 |
| 画面は暗いが操作音はする | バックライトや表示部の不具合 |
| ボタンが一部だけ反応しない | スイッチ部分の劣化やロック設定 |
もう一方のリモコンが正常に動作していても、利用者自身でリモコンを取り外したり、壁内部の配線に触れたりしないでください。
浴室リモコンへ直接シャワーをかけたり、強い洗剤で清掃したりすると、不具合につながる可能性があります。
両方のリモコンがつかない場合
台所と浴室の両方のリモコンがつかない場合は、リモコン単体ではなく、給湯器への電源供給や本体側に問題が起きている可能性があります。
- 住宅全体または一部が停電している
- 分電盤のブレーカーが落ちている
- 給湯器の電源プラグが抜けている
- 落雷などで保護機能が作動した
- 給湯器本体の基板や電源回路が故障した
- リモコン配線の共通部分に不具合がある
ガス給湯器も、点火や温度制御、リモコンの表示に電気を使用します。ガスが供給されていても、電源がなければ運転できません。
自分で確認できる7つのポイント
- 住宅内の照明や家電を確認する
家全体が停電していないか確認します。
- リモコンの運転スイッチを押す
自動消灯や運転停止の状態ではないか確認します。
- もう一方のリモコンを確認する
台所と浴室のどちらに症状があるかを切り分けます。
- 分電盤を目視する
給湯器に関係するブレーカーが落ちていないか確認します。
- 電源プラグを目視する
手の届く安全な場所にある場合だけ、抜けていないか確認します。
- ほかのリモコンにエラーが出ていないか確認する
一方の画面に番号が表示されている場合は、番号を控えます。
- 異臭・異音・水漏れがないか確認する
給湯器へ近づきすぎず、離れた位置から状態を確認します。
エラー番号が確認できた場合は、給湯器のエラーコード早見表でメーカーを選んで調べられます。
ブレーカーが落ちていた場合の注意点
給湯器に関係するブレーカーが落ちている場合、停電や一時的な電気の異常だけでなく、漏電や給湯器内部の故障が原因になっている可能性もあります。
ブレーカーを入れても再びすぐ落ちる場合は、何度も入れ直さないでください。
次の場合は、自分で復旧操作を続けず、点検を依頼しましょう。
- ブレーカーが繰り返し落ちる
- 給湯器やコンセント周辺が濡れている
- 焦げた臭いがする
- 電源プラグやコードが異常に熱い
- 給湯器から煙や異音が発生している
濡れた手で分電盤や電源プラグへ触れないでください。屋外の濡れたコンセントも触らず、専門業者へ相談してください。
電源プラグを何度も抜き差ししない
給湯器の不具合が起きたときに、電源プラグを抜いてリセットする方法が紹介されることがあります。
しかし、凍結防止機能が働く季節や、漏電・水漏れが疑われる状態では、安易に電源を切ることで別の問題が起きる可能性があります。
取扱説明書に記載がない場合は、電源プラグの抜き差しを繰り返さないでください。
特に冬季は、給湯器の凍結防止ヒーターやポンプが電気で作動します。電源を切った状態で気温が下がると、配管が凍結するおそれがあります。
修理が必要になる主な箇所
基本的な確認をしてもリモコンがつかない場合は、次の箇所に不具合が起きている可能性があります。
- リモコン本体
- リモコンと給湯器をつなぐ配線
- 配線の接続端子
- 給湯器の電装基板
- 電源回路や漏電保護装置
どの部品が原因かは、リモコンの状態だけでは断定できません。給湯器本体や配線の電圧を測定する点検が必要になることがあります。
本体の前面パネルを開けたり、壁からリモコンを取り外したりする作業は行わないでください。
修理と交換の判断基準
比較的新しい給湯器で、リモコンや配線だけに不具合がある場合は、部品交換で修理できる可能性があります。
一方、次のような場合は給湯器本体の交換も比較しましょう。
- 設置から10年前後経過している
- リモコン以外にも不具合がある
- 過去に複数回修理している
- 交換用リモコンや修理部品が供給されていない
- 基板など主要部品の修理が必要
- 現在の家族人数や使い方に機種が合っていない
リモコンだけを交換できるかは、給湯器本体との組み合わせや部品供給状況によって異なります。
修理相談の前に型番と写真を用意する
相談前に次の情報を用意すると、修理部品や交換機種を確認しやすくなります。
- 給湯器のメーカー名
- 給湯器本体の型番
- リモコンの型番
- 台所・浴室のどちらがつかないか
- お湯を使用できるか
- 症状が始まった日時
- 停電や落雷がなかったか
給湯器本体の型番を確認する方法は、給湯器の型番の見方で解説しています。
リモコンが復旧しない場合はご相談ください
リモコンがつかない原因は、単純な自動消灯から、リモコン・配線・給湯器本体の故障までさまざまです。
生活修理案内所では、現在の症状と給湯器の使用年数を確認し、修理と交換のどちらが適しているかご案内します。
型番が分からない場合や、リモコンだけ交換できるか知りたいという段階でも、お気軽にご相談ください。
電話で無料相談:0120-123-099
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