洗面台リフォームの費用相場
洗面台だけを同程度の製品へ交換する場合は7万~25万円程度、床・壁の内装も一緒に直す場合は15万~35万円程度が目安です。配管移設や床の下地補修、収納造作などを伴う場合は20万~80万円程度になることがあります。
| 工事内容 | 費用の目安 | 工期の目安 |
|---|---|---|
| 洗面台のみ交換 | 7万~25万円 | 2~4時間 |
| 洗面台交換+床・壁の内装 | 15万~35万円 | 半日~1日 |
| 配管移設・下地補修・収納造作など | 20万~80万円 | 1~4日 |
洗面台のグレードや間口、収納、内装範囲、床や配管の状態によって総額は変わります。現地調査後の見積もりで、設備代と工事費の両方を確認しましょう。

キッチンや浴室、トイレも検討している方は、水まわりリフォーム4か所の費用を比較した記事も参考にしてください。
洗面台だけ交換する場合
既存の洗面台を撤去し、同じ幅・同じ位置へ新しい洗面化粧台を設置する工事です。給水・給湯・排水位置を大きく変えず、床や壁に問題がなければ、数時間で完了する場合があります。
ただし、新しい洗面台の方が小さいと、古い設備で隠れていた壁紙や床の変色、設置跡が見えることがあります。仕上がりを重視する場合は、内装の同時施工も検討しましょう。
洗面台交換と床・壁を一緒に直す場合
洗面台を外した状態なら、その裏や下にある壁紙・床材も施工しやすくなります。洗面所は水滴や湿気が発生しやすいため、耐水性があり掃除しやすい床材を選ぶと安心です。
壁紙とクッションフロアを同時に張り替えると、古い設備の設置跡が残りにくく、洗面所全体の印象を統一できます。洗濯機を移動する費用や、洗濯機用水栓・防水パンの交換が見積もりに含まれるかも確認してください。
配管・下地工事で費用が高くなるケース
古い洗面台の下で水漏れが続いていると、床材だけでなく、その下の合板や根太まで傷んでいることがあります。床が柔らかい、沈む、収納内が湿っている、カビ臭いといった症状がある場合は、下地まで確認してもらいましょう。
洗面台を別の壁へ移動する場合や、幅の異なる製品へ変更する場合は、給排水管の移設が必要になることがあります。排水管には勾配が必要なため、希望位置へ移せない場合もあります。
洗面台の間口はどう選ぶ?
一般的な洗面化粧台には、幅60cm・75cm・90cmなどがあります。設置スペースだけでなく、扉や引き出しを開ける余裕、洗濯機の搬入経路、浴室ドアとの干渉まで確認することが大切です。
- 60cm:コンパクトな洗面所に設置しやすい
- 75cm:洗面ボウルと収納のバランスを取りやすい
- 90cm以上:作業スペースや収納を確保しやすいが、通路幅の確認が必要
壁と洗面台の間に中途半端な隙間ができる場合は、すき間収納やサイドキャビネットも含めて計画すると、ほこりがたまりにくくなります。
一面鏡・三面鏡・収納付きミラーの違い
一面鏡
シンプルで費用を抑えやすいタイプです。鏡の横に露出棚がある製品は物を取り出しやすい一方、生活感が出やすく、ほこりもたまりやすくなります。
三面鏡
左右の鏡を動かして横顔を確認しやすく、鏡の裏に歯ブラシや化粧品を収納できます。扉を開けたときに壁や照明へ当たらないか確認しましょう。
収納キャビネット付き
タオルや洗剤の在庫をまとめたい家庭に向いています。天井高、窓、洗濯機のふた、コンセントとの干渉を事前に確認してください。
洗面ボウルと水栓の選び方
洗面ボウルは、洗顔や手洗いが中心なら標準的な大きさでも使えますが、衣類のつけ置きや洗髪をする場合は、深さと広さが必要です。底が平らなボウルは物を置きやすい一方、水が残りやすくないか確認しましょう。
水栓は、引き出して使えるシャワー式ならボウルを洗いやすくなります。水栓の根元に水がたまりにくい壁付けタイプもあります。機能だけでなく、ホースやカートリッジ交換など将来のメンテナンスも考えて選びましょう。
追加費用が発生しやすい工事
- 給水管・給湯管・排水管の位置変更
- 水漏れで傷んだ床や壁の下地補修
- コンセントの増設・移設や専用回路工事
- 洗濯機用水栓・防水パンの交換
- サイドキャビネットや棚の造作
- 間口変更後に生じる壁・床の補修
- 階段や狭い通路での搬入作業
追加工事の可能性がある場合は、工事を始める前に内容と金額を説明してもらえるか確認しておきましょう。
洗面所リフォームで後悔しやすいポイント
- 引き出しが開かない:洗濯機、ドア、壁の出っ張りとの干渉を確認します。
- 洗面台の高さが合わない:家族の身長と、洗顔・洗髪時の姿勢を考えます。
- 収納が足りない:タオル、洗剤、ドライヤーなど収納する物を事前に数えます。
- コンセントが不足する:ドライヤー、電動歯ブラシ、暖房器具などの使用を想定します。
- 洗濯機を買い替えられない:防水パンだけでなく、入口と通路の幅も測ります。
- 照明が暗い:鏡に顔が映る位置で明るさと影の出方を確認します。
2026年に使える可能性がある補助金
2026年の「みらいエコ住宅2026事業」では、一定の条件を満たすリフォームについて、登録された節湯水栓が補助対象設備に含まれます。公式に示されている補助額は9,000円/箇所です。
ただし、対象水栓へ交換するだけで必ず申請できるわけではありません。対象住宅、要件となる工事の組み合わせ、登録製品、登録事業者との契約などの条件があり、一般消費者が直接申請する制度でもありません。
補助制度は予算上限などで受付を終了することがあります。工事前に、2026年の給湯器・住宅設備補助金をまとめた記事と公式情報を確認してください。
見積書で確認したい項目
- 洗面化粧台の商品名・型番・間口
- 鏡、水栓、キャビネットなどの仕様
- 既存設備の撤去費と廃材処分費
- 給排水・給湯・電気工事の範囲
- 床・壁・天井の施工範囲と材料
- 洗濯機の移動・復旧、防水パンの扱い
- 下地補修など追加料金が発生する条件
- 商品保証と工事保証
相見積もりでは合計金額だけを比べず、同じ設備・同じ施工範囲になっているか確認しましょう。
現地調査とお見積もりは無料です
洗面台リフォームは、設置幅だけでなく、給排水位置、床の状態、収納、洗濯機や扉との干渉を確認してから商品を選ぶことが大切です。
生活修理案内所では、洗面台をはじめとする水まわりリフォームの現地調査とお見積もりを無料で承ります。「洗面台だけ交換できるか」「床の傷みも見てほしい」「予算内で収納を増やしたい」といったご相談もお気軽にお電話ください。
まとめ
洗面台のみの交換は7万~25万円、床・壁の内装を含める場合は15万~35万円、配管移設や下地補修などを伴う場合は20万~80万円程度が目安です。
洗面台の幅や価格だけで決めず、収納、洗濯機との干渉、コンセント、床の状態まで確認しましょう。現地調査を受け、設備代と必要な工事を含めた総額で比較することが大切です。