キッチンを家具のように楽しむ、トーヨーキッチンスタイル
トーヨーキッチンスタイルは、システムキッチンとインテリアを扱うブランドです。キッチンに合わせて家具や照明、タイルまで選び、LDK全体の雰囲気を考えられる点が魅力です。
例えば、ステンレスの質感を活かして空間を引き締めたり、扉や取っ手をダイニングの家具に合わせたり。調理する側からの使いやすさに加えて、ソファや食卓からどう見えるかという視点でも選べます。
「トーヨーキッチンは広い家のアイランド向け」という印象があるかもしれませんが、BAYなどには壁付けのレイアウトも用意されています。今のキッチンの位置を活かしながらデザインを変えたい方も、候補に入れて検討できます。
使い方が変わるシンクと、見せたくなるデザイン
パラレロシンクで、洗う・切る・盛り付ける場所を近づける
パラレロシンクは、専用のまな板やマルチプレートを使い、シンク内に調理スペースをつくる仕組みです。野菜を洗ってから切り、盛り付けるまでの作業を一か所に集めやすくなります。
メーカーが提案する「ゼロ動線キッチン」は、こうしたシンクの活用や機器の配置によって、調理中の移動を少なくする考え方です。冷蔵庫から食材を出す、食卓に運ぶといった動作までなくなるわけではないので、周囲の配置と一緒に考えましょう。
2026年10月時点の公式情報では、パラレロシンクの対応シリーズはiNOとCOREです。実物では、プレートの動かしやすさや、普段使う鍋を置いたときの作業スペースを確認してみてください。
3Dシンクは、上下の空間を使い分ける
BAYなどで紹介されている3Dシンクは、専用プレートと3層の構造でシンクを立体的に使うタイプです。水切りや下ごしらえの場所をシンク内に設けられるため、洗い物と調理スペースの使い分けを考えやすくなります。
パラレロシンクと3Dシンクは、どちらもシンクを広く活用する発想ですが、構造や作業感は異なります。名前だけで決めず、よく作る料理の手順に沿って使い方を比べるのがおすすめです。
ステンレスの表情と、脚付きのエアフロー
ワークトップは、仕上げや模様によって印象が変わるステンレスも見どころです。iNOでは、独自のエンブレムトップなど、天板そのものをデザインとして楽しめる選択肢があります。選べる素材・仕上げはシリーズや仕様によって異なります。
もう一つの特徴が、キッチン本体を床から持ち上げる脚構造「エアフロー」です。床が見えることで家具のような印象になり、足元につま先を入れやすく、キッチン下にも掃除の手が届きます。
ショールームでは正面だけでなく、少し離れた位置や横からも見てみましょう。天板の反射、扉の質感、脚の見え方まで確かめると、自宅に置いたときのイメージが具体的になります。
iNO・CORE・BAYなど、シリーズは何が違う?
シリーズ選びでは、「どんなシンクを使いたいか」「どこまでデザインを選びたいか」「部屋の中にどう置くか」を先に整理すると比較しやすくなります。代表的な選択肢は次のとおりです。
iNO(イノ):デザインとレイアウトにこだわりたい方に
iNOは、天板や扉、ハンドルなどの選択肢が豊富なシリーズです。パラレロシンクに対応し、アイランドや壁付けに加え、V字型など特徴的なレイアウトも紹介されています。
「キッチンをLDKの主役にしたい」「素材や形までこだわりたい」という方は、iNOを起点にイメージを広げてみるとよいでしょう。
CORE(コア):パラレロシンクの使い勝手を重視する方に
COREは、パラレロシンクを搭載したプレミアムスタンダードモデルです。調理のしやすさに重点を置き、キッチンと周辺収納を合わせて計画できるシリーズとして展開されています。
パラレロシンクが気になっている方は、iNOだけでなくCOREも比べてみてください。希望する扉やレイアウトを選べるか、収納まで含めたプランで確認しましょう。
BAY(ベイ):基本となるシリーズから検討したい方に
BAYは、3Dシンクやエアフローを特徴とするスタンダードモデルです。アイランドや壁付けなどの選択肢があり、今の間取りに合わせて検討しやすいシリーズです。
トーヨーキッチンスタイルらしいデザインと機能を取り入れたい方は、BAYで希望を整理し、ほかのシリーズとの違いを比べる方法もあります。
BAY CUBE・PORTOという選び方も
BAY CUBE(ベイ キューブ)は、複数の方向から使うことを考えたコンパクトなキューブ型です。キッチンを囲んで過ごす間取りを考えたい方に向いています。ただし、本体がコンパクトでも、周囲の通路は別に確保する必要があります。
PORTO(ポルト)は、WEBでサイズや設備を選ぶモデルで、3Dシンクやエアフローを採用しています。購入方法も比較したい方の候補になりますが、商品の注文前に施工を依頼する相手と工事範囲を決めておきましょう。
シリーズ詳細:iNO/CORE/BAY/BAY CUBE/PORTOの製品・購入案内
リフォーム費用は、選んだキッチンと工事を合わせて考える
トーヨーキッチンスタイルの導入費用は、シリーズ名だけでは決まりません。同じシリーズでも、サイズ、天板、扉、水栓、食洗機、加熱機器、レンジフードなどで金額が変わります。
商品ページやカタログの価格を見るときは、何が含まれる金額かを確認しましょう。キッチン本体の価格と、設備機器を組み合わせたプランの価格、工事まで含めた総額は、それぞれ範囲が異なります。
リフォームでは、既存キッチンの撤去・処分、組立・設置、給排水や電気・ガスの接続なども見積もりの対象です。キッチンの位置を変えるなら、配管や換気ダクトの変更、床・壁の補修まで必要になる場合があります。
予算を調整するときは、最初に「パラレロシンクは採用したい」「扉のデザインを優先したい」など、譲れない条件を決めてみてください。そのうえで設備機器や周辺収納を比較すると、希望を残したまま計画を整理しやすくなります。
価格や選択できる仕様は変更されるため、希望プランを決めて最新の見積もりを確認してください。工事費の項目については、キッチンリフォームの費用を解説した記事も参考になります。
今の住まいに取り入れる前に確認したいこと
気に入ったキッチンが見つかったら、次は自宅で同じように使えるかを確かめます。リフォームでは、商品寸法だけでなく、今の建物の条件も関わります。
- 通路と扉の開閉:引き出しや食洗機を開けた状態で、人が立つ場所や通る場所を確保できるか。
- 配管と換気:希望する位置まで給排水・電源などを接続できるか。レンジフードの排気経路を確保できるか。
- 床の仕上げ:古いキッチンを外した跡が、新しい脚付きキッチンの下から見えないか。床の補修や張り替えが必要か。
- 搬入経路:選んだ部材を玄関、廊下、階段やエレベーターから搬入できるか。
特に、壁付けからアイランドへ変えたい場合は、ダイニングや冷蔵庫の位置も含めて確認しましょう。マンションでは、管理規約や配管の条件によって計画が制限されることもあります。
ショールームには、間取り図や今のキッチンの写真、残したい家電の寸法を持っていくと相談が具体的になります。天板の高さやシンク内の作業位置、収納の取り出しやすさは、実際に立って確かめるのがおすすめです。
展示機種は店舗によって異なるため、見たいシリーズやシンクが決まっている場合は、メーカーのショールーム案内から事前に確認してください。
気になるシリーズから、キッチンリフォームの相談を

トーヨーキッチンスタイルを取り入れるなら、好きなデザインと、毎日の料理で使いたい機能を一緒に考えてみてください。シンクの使い方やキッチンの向きが変わることで、今感じている不便を改善できる可能性があります。
生活修理案内所では、キッチンを含む水まわりのリフォーム相談を受け付けています。「このシリーズが気になる」「今の場所で交換したい」「対面型に変えたい」など、ご希望をお知らせください。
ご希望の商品と設置条件を確認し、対応可否や必要な工事、費用についてご案内します。ショールームで作成したプランや見積書がある場合は、あわせてご相談ください。
キッチンリフォームのご相談:0120-123-099