コロナの新型エコキュートは2種類
| シリーズ | 主な対象 | 発売予定 | 機種数 |
|---|---|---|---|
| アドバンス・寒冷地向け | 冬の外気温が低い地域の戸建てなど | 2027年1月 | 2機種 |
| 集合住宅専用 | マンションなどの集合住宅 | 2026年12月 | 5機種 |
どちらも、お湯はり、保温、追いだきなどを自動で行うフルオートタイプです。メーカー保証期間は5年と発表されています。
また、電力会社の複数の料金メニューへの対応、外部クラウドと連携する「ECHONET Lite WEB API」への対応、セキュリティ要件への適合を示す「JC-STAR」★1の取得も共通する特徴です。

CHP-XE37AZ2K
寒冷地向け「アドバンス」の特徴
寒冷地向けアドバンスは、370Lと460Lの2機種です。寒冷地年間給湯保温効率(JIS)3.1を達成し、外気温マイナス25℃でも高温の沸き上げが可能とされています。
| 型番 | タンク容量 | 給湯圧力 | 年間給湯保温効率 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|---|
| CHP-XE37AZ2K | 370L | 300kPa | 3.5(寒冷地3.1) | 1,448,700円 |
| CHP-XE46AZ2K | 460L | 300kPa | 3.4(寒冷地3.1) | 1,574,100円 |
価格は税込、無線LAN対応インターホンリモコン付きで、部材費・工事費は含まれていません。
生活修理案内所では工事込みの総額費用を特別割引でご用意しております。金額は、お問い合わせくださいませ。
300kPaは減圧弁の設定圧力です。実際のシャワーの勢いや複数箇所で同時にお湯を使ったときの感覚は、給水元圧、配管の長さ・太さ、水栓、使用状況などによっても変わります。
外気温マイナス25℃でも沸き上げ可能
エコキュートは屋外の空気から熱を集めてお湯を沸かすため、寒冷地では低温時に対応した機種選びが重要です。
今回のアドバンス寒冷地向けは、外気温マイナス25℃でも高温の沸き上げが可能とされています。ただし、最低気温がマイナス25℃を下回る地域には設置できません。「寒冷地仕様ならどの地域でも設置できる」という意味ではないため、自宅地域の最低気温とメーカーの設置基準を確認する必要があります。
本体が寒冷地対応でも、配管の凍結防止、基礎、積雪、落雪、風の吹き込み、ヒートポンプユニット周辺の除雪スペースなどを含めた施工が必要です。
370Lと460Lはどう選ぶ?
タンク容量は、単純な家族人数だけでなく、シャワー時間、湯船のお湯を入れ替える頻度、朝と夜の使用量、来客の有無などから選びます。
| 容量 | 検討しやすい家庭 | 注意点 |
|---|---|---|
| 370L | 一般的に3~5人程度を目安に検討 | 長時間のシャワーや来客が多い家庭は使用量を確認 |
| 460L | 一般的に4~7人程度を目安に検討 | 本体寸法、基礎、設置スペースを確認 |
人数の目安だけで決めると、生活スタイルによっては湯切れしたり、必要以上に大きな機種を選んだりする可能性があります。現在の給湯器容量と実際のお湯の使い方を施工店へ伝えましょう。
詳しくは、エコキュート370L・460Lの違いと選び方も参考にしてください。
「集合住宅専用」は給湯圧力を180kPaへ向上
集合住宅専用の新モデルは、従来の170kPaから180kPaへ給湯圧力を高めています。300Lの省施工仕様・耐塩害仕様・耐重塩害仕様と、370Lのスタンダード・耐塩害仕様が用意されます。
| 型番 | 仕様 | 容量 | 効率 | 希望小売価格 |
|---|---|---|---|---|
| CHP-S30AZ2-12 | 省施工仕様 | 300L | 3.3 | 1,135,200円 |
| CHP-S30AZ2JE-12 | 耐塩害仕様 | 300L | 3.3 | 1,270,500円 |
| CHP-S30AZ2JJ-12 | 耐重塩害仕様 | 300L | 3.3 | 1,301,300円 |
| CHP-37AZ2-42 | スタンダード | 370L | 3.5 | 1,274,900円 |
| CHP-37AZ2E-42 | 耐塩害仕様 | 370L | 3.5 | 1,327,700円 |
全機種の給湯圧力は180kPaです。価格は税込、無線LAN対応インターホンリモコン付きで、部材費・工事費は別途必要です。
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マンションなら新モデルを設置できる?
「集合住宅専用」という名称でも、すべてのマンションへ設置できるわけではありません。次の条件を現地で確認します。
- 貯湯タンクとヒートポンプユニットの設置スペース
- 搬入経路と扉・廊下・エレベーターの寸法
- 床や架台の強度、アンカー固定方法
- 電源容量と専用回路
- 給水・給湯・追いだき・排水配管
- ヒートポンプ配管の経路
- 運転音・振動と周囲の住戸への影響
- 管理規約と管理組合への工事申請
現在も集合住宅用エコキュートを使用している場合でも、新旧機種で寸法や配管位置が異なることがあります。型番だけで交換可否を決めず、現地調査を受けてください。
マンションリフォーム全体の制限については、マンションリフォームでできること・できないことでも解説しています。
耐塩害・耐重塩害仕様は沿岸部向け
集合住宅専用の300Lには耐塩害仕様と耐重塩害仕様、370Lには耐塩害仕様が用意されています。海に近い地域では、潮風に含まれる塩分によって屋外機器の腐食が進みやすくなるため、設置場所に応じた仕様が必要です。
ただし、「海が見えるから耐重塩害」「海から少し離れているから標準仕様」と単純には判断できません。海岸からの距離だけでなく、風向き、遮蔽物、飛来塩分、メーカーが定める設置条件を確認します。
耐塩害仕様であっても、塩害を完全に防げるわけではありません。定期的な点検やメーカー指定のお手入れも必要です。
電気料金メニューや太陽光発電に合わせた沸き上げに対応
新モデルは、電力会社の複数の料金メニューへ対応し、生活スタイルや太陽光発電に合わせて主な沸き上げ時間帯を選べます。
対応例として、北海道電力、東北電力、東京電力エナジーパートナー、中部電力ミライズ、中国電力、四国電力、九州電力の料金メニューが公式発表に掲載されています。
昼間に沸き上げれば必ず電気代が安くなるわけではありません。契約中の料金メニューと設定が合わない場合は、電気料金が高くなったり、契約変更が必要になったりすることがあります。設定前に電力会社の適用条件を確認してください。
なお、コロナは今回の機器について「夜間蓄熱式機器」と説明しており、「おひさまエコキュート」専用の電気料金メニューには加入できないと注意しています。
ECHONET Lite WEB API・DRサービスへ対応
新モデルは、家庭内機器同士を連携させるECHONET Liteに加えて、外部クラウドとサーバー間通信を行う「ECHONET Lite WEB API」に対応します。
2026年度モデルでは、東京電力エナジーパートナーのDRサービス「エコ・省エネチャレンジ 機器制御オプション」との連携も可能です。DRとは、電力の需要と供給のバランスに合わせて電力使用量や使用時間を調整する仕組みです。
利用できるサービス、対象地域、契約条件は電力会社や時期によって変わります。機器を選ぶ際は、現在または変更予定の電力契約と合わせて確認してください。
JC-STAR★1取得とは?
コロナの2026年度モデルは、IoT製品のセキュリティ要件への適合を示す「JC-STAR」の★1(レベル1)を取得しています。公式発表では、対象型番として家庭用ヒートポンプ給湯機リモコン「RMP-GADW2」が示されています。
クラウドやネットワークへ接続する住宅設備では、便利な機能だけでなく、基本的なセキュリティ対策も製品選びの確認項目になります。
JC-STARは商品の省エネ性能や給湯能力を示す制度ではありません。通信機能を備えた製品のセキュリティ要件に関する表示として理解しましょう。
新モデルがおすすめなのはこんな方

寒冷地向けアドバンスがおすすめの方
- 寒冷地でエコキュートの交換を検討している
- 省エネ性能と給湯圧力の両方を重視したい
- 家族人数や使用湯量に合わせて370L・460Lから選びたい
- 電気料金メニューや太陽光発電に合わせた運転を検討したい
集合住宅専用モデルがおすすめの方
- マンションで既存のエコキュートを交換したい
- 現在より給湯圧力を少しでも高めたい
- 設置条件に合わせて300L・370Lから選びたい
- 沿岸部で耐塩害・耐重塩害仕様を検討している
設置できる機種は、家族構成だけでなく、地域、建物、既存設備、管理規約、配管によって決まります。カタログ性能だけで購入せず、現地調査後に選定してください。
購入は補助金を使える業者に依頼しよう
生活修理案内所では、コロナをはじめとするエコキュートの交換・設置で補助金をご利用いただけます。
相談または、お見積もりだけでも大歓迎です。その場で注文する必要はなく、押し売りや不要な工事・商品の提案もいたしません。新モデルの販売価格・納期についてもお問い合わせください。
お見積りも、ご自身で既存機器の型番を調べたり、タンクの裏側へ入って写真を撮ったりする必要はありません。お電話一本で無料の訪問見積もりに伺います。
全国対応
コロナの新型エコキュートを0120-123-099へ相談する

まとめ
コロナは、2026年12月に集合住宅専用5機種、2027年1月にアドバンスの寒冷地向け2機種を発売する予定です。
寒冷地向けアドバンスは、寒冷地年間給湯保温効率3.1、給湯圧力300kPa、外気温マイナス25℃での高温沸き上げに対応します。集合住宅専用モデルは、給湯圧力を従来の170kPaから180kPaへ高め、300L・370Lと耐塩害仕様をそろえています。
性能だけでなく、設置地域、家族の使用湯量、配管、電源、マンションの管理規約まで確認して選ぶことが大切です。交換を検討している方は、現地調査とお見積もりをご利用ください。